みなさんこんばんは。
今日、4月22日はEarth Day(地球の日)ということで、地球環境について考える日として提案された記念日です。
「気候変動」という言葉は聞いたことありますか?
地球における気温や気象のパターンが移り変わることです。
このパターンの変化は太陽が影響するなどの、自然に起こる場合もありますが、1800年以降は人間活動が大きく関わっていると言われています。その主な原因は、化石燃料(石炭、石油、ガスなど)の燃焼だそうです。
化石燃料を燃焼することで、温室効果ガスというものが発生し、地球上の気温が上昇し続けています。地球上の気候はさまざまなところで複雑に絡み合っています。気温が上昇するだけではなく、そこから干ばつ、水不足、大規模火災、洪水、極地(南極・北極)の氷が溶ける、とても強い雨や風、生物の減少などが影響して発生すると挙げられています。
トムソーヤクラブでも、キャンプのねらいの一つに「自分と自然との関わり」を考えるというものがあります。
「あらゆるものが つながっている
わたしたちが (自然という)この命の織物を織ったのではない
わたしたちは そのなかの 一本の糸にすぎないのだ」
(シアトル首長「父は空 母は大地 〜インディアンからの手紙〜」パロル舎)
1855年頃にネイティブアメリカンの首長シアトルが当時のアメリカ大統領に宛てた手紙にこのように書かれていました。
キャンプでは、街の中では見られない森、川、海などが多く見られます。
そこで思い切り遊び、楽しみますが、これらの森や川と人間である自分自身はどのように関係しているのでしょうか。そして人間が自然を「支配」するのではなく、自然の中の一部として「共生」するためにはどうすればいいのか。
そのようなことをトムソーヤクラブの活動の中で、子どもたち、リーダーたちと少しでも考えていければな、と改めて感じました。
ようよう
(参考文献)
「気候変動とは?」国際連合広報センター(最終閲覧:2022/4/22)
https://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/climate_change_un/what_is_climate_change/
「父は空母は大地 インディアンからの手紙」honto(最終閲覧:2022/4/22)
https://honto.jp/netstore/pd-book_01187368.html